【大田記念病院】「公衆衛生活動に優秀な成果を挙げた地区組織」として、 福山市長から表彰を受けました。
1月28日午後、広島県民文化センターふくやま(福山市東桜町)で開催された第60回福山市公衆衛生大会において、脳神経センター大田記念病院が「20年以上にわたって、病院周辺のごみ拾いや側溝清掃を職員が共同で実施して、近隣住民や自治会から高く評価されており、地域の環境づくりに貢献している」として、表彰を受けました。
長年、総務部門が中心となって、若手の職員らが集まり、病院を取り囲む市道の側溝、ならびに水路の泥を引き上げるとともに、水路周辺の草を取り除く作業をしてきました。このたび、多治米学区の皆さまから、福山市公衆衛生推進協議会に推薦をいただき、表彰を受けることとなりました。誠にありがとうございます。
表彰式では「団体の部」を代表し、大田記念病院の郡山達男院長と、社会医療法人祥和会総務グループの髙橋重智主任が、福山市長の代理を務めた杉野昌平副市長から表彰状と記念品を受け取りました。
当院は今後とも、地域とともに歩み、まちづくりに貢献してまいります。
【参考】福山市公衆衛生大会とは?・・・日頃から公衆衛生活動を行っている福山市公衆衛生推進委員ならびに関係者が一堂に会し、公衆衛生活動に優秀な成果をあげた地区組織と公衆衛生関係功労者をたたえるとともに、これからの地区公衆衛生活動のあり方について確認し、健康で住み良い生活環境を築きあげるために開催されている。1959年(昭和34年)に第1回が開催され、今回は記念すべき60回目となった。
昭和39年3月27日の第5回大会を報じた『広報ふくやま』を紐解くと、「私たちは私たちの健康を守り、さらに増進するため蚊とハエをなくし、赤痢、寄生虫、結核、成人病などの疾病予防対策をはじめ、母子保健、食生活改善など広い範囲にわたる公衆衛生活動を、隣組などの地域の組織を基盤にしておし進めております」と記述されており、始められた当初の先人の苦労が偲ばれる。